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物販の副業に興味があっても「始め方が分からない」「稼げるイメージが湧かない」という方もいるでしょう。物販は、しっかりとリサーチを行い少額から始めることで、着実に成果へつながる副業です。この記事では、物販の副業で収益を得るまでの流れや稼ぐためのポイント、注意点を解説します。
物販とは?
物販とは「仕入れた商品に利益を上乗せして販売するビジネス」のことを指します。市場にある物を仕入れて販売する「せどり」や「転売」も物販の一部です。販売までの過程に決まりはなく「実店舗や国内外のネット通販サイトを利用して売買する」「オリジナル商品を作り販売する」などの方法があります。
オークションサイトやフリマアプリなどにより、インターネット上での物販市場は拡大傾向にあります。物販は「安く仕入れて高く売る」というビジネスの基本を学べる魅力がある上、比較的初心者からでもチャレンジしやすい副業です。
物販副業の始め方から収益を得るまでの流れ
物販の副業で収益を得るには、販売までの流れを最適化することが大切です。ここでは、商品選定から販売、配送までの流れを紹介します。
1.売れそうな商品のリサーチ
販売する商品リサーチは、副業の物販を成功させる重要な要素です。なぜなら、需要のない商品を販売しても売れないからです。そのため、さまざまな販売プラットフォームやニュースサイト、SNSを駆使して売れている商品や、高値で売れそうな商品をリサーチしましょう。
人気のゲーム機やデパコスなどの美容用品、アパレルなど多ジャンルの情報を集め、それぞれを比較しながら販売する商品を決めていきます。
2.商品を仕入れる
同じ商品でも、仕入れ先によって価格が異なります。仕入れ価格は利益率に直結する大切な要素なので、慎重に選ぶことが大切です。
実店舗や国内外のECサイト、フリマアプリなど、複数の仕入れ先としてのプラットフォームが存在します。それぞれ安く買える商品などデータを取りながら、リサーチして知見を溜めていきましょう。また、商品価格だけでなく配送料や手数料、付与されるポイントなどを確認し、もっとも安いところで仕入れる工夫が必要になります。
3.ネット販売のプラットフォームを決める
販売する商品に適したプラットフォームを選択することも大切です。同じ商品でも、プラットフォームの特性により売れ行きが異なるため、複数を比較して選択しましょう。
よく利用されるプラットフォームは以下の通りです。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピングやYahoo!オークション
- メルカリ
- ラクマ
- BASE
- eBay(海外)
ターゲット層の広い商品ならAmazon、ハンドメイド品ならBASE、海外向けの商品であればeBayなどプラットフォームの特性を見抜いて販売先を決めましょう。
4.商品を出品する
販売するプラットフォームが決まったら、登録を済ませ出品作業を行います。プラットフォームにより出品方法は異なりますが、共通して大切なのは「商品説明」「商品写真」「販売価格」です。
情報量の多い商品説明や複数の角度からの写真を掲載しましょう。販売量の多いショップの商品説明文や写真の撮り方を参考にしてみてください。また、良い写真を取るために照明や撮影ボックスの導入も検討してみましょう。販売価格に関しては、市場調査の上で利益率を見ながら決めていきます。
5.商品を梱包し発送する
商品の梱包や発送にも気を配る必要があります。雑な梱包や配送先の間違いなどがあると、クレームにつながる上、リピート購入の機会を逃す可能性が高くなります。
市販の緩衝材を使い、商品にダメージがないように配送しましょう。
以上で商品を販売するまでの流れはイメージできたでしょうか。次項では、物販で稼げるようになるためのポイントを紹介します。
物販の副業で稼ぐためのポイント
物販で稼ぐためには、大きく分けて6つの重要なポイントがあります。「商品が売れない」「売れ行きは良いが利益が少なく疲弊してしまう」といった失敗がないよう、チェックしておきましょう。
適正な販売価格を見極める
物販は販売価格が高いと商品が売れません。一方、安すぎると利益が出ないため適正な価格を見極めることが大切です。適正価格を見極めるには原価・利益率・市場価格などを考慮し多方面から検討する必要があります。
リサーチを徹底する
物販は仕入れから販売まで、全てにおいてリサーチが重要になります。今売れている商品・セール等で安く仕入れられるところ・特定の季節や時期に高値で売れる商品・一年中安定して売れるものなど、さまざまな視点でリサーチを継続することが大切です。
また、商品写真の撮り方や見出し、テキストなどの購買意欲を誘う方法についても同時にリサーチしておきましょう。
物販に役立つツールを利用する
物販に役立つツールを導入し、リサーチを効率化しましょう。
有名なツールでは、Amazonの価格変動を分析できる「Keepa」や、ヤフオク・メルカリ・楽天などの商品情報をまとめて表示できるGoogle Chromeの拡張機能「モノサーチ」などがあります。ほかにも多くのツールが存在するため、自分に合ったものを見つけてみてください。
仕入れ先を増やす
物販はライバルの多い副業の一つです。多くの人が利用する仕入れ先ばかりだと安く仕入れるのは難しいでしょう。そのため複数の仕入れ先を活用し、安く仕入れられる体制を整えることが大切です。
たとえば、日本のECサイトだけでなく、アメリカのオークションサイトの「eBay」や、中国のECサイト「アリババ」などです。海外のサイトもチェックしておくと有利に仕入れられるでしょう。
商品に合わせて販売先を変える
販売先によってユーザーの属性が異なるため、商品に対する需要が高いところで販売すると良いでしょう。
- 大量に販売できる商品は、発送や顧客対応を代行してくれるAmazon
- Amazonで販売できない商品は、規約の緩いYahoo!オークション
- 若年層向けの商品は、若い利用者の多いメルカリ
上記のように、商品と販売先の特性に応じて変更することでより売り上げを伸ばせます。
ただし、複数で販売するとその分管理が煩雑になりかねないため、自分がかけられる時間も考慮しておきましょう。
すぐに成果が出なくても焦らない
物販の副業は稼げるようになるまで時間がかかります。なぜなら、効率的に安く仕入れる方法や、売れる商品の見せ方などは経験が必要だからです。そのため、すぐに成果が出なくても焦らず試行錯誤を繰り返してみましょう。
また、慣れないうちは失敗のリスクを回避するため、少額からスタートすることをおすすめします。資金の余裕がなくなると、在庫を処分するため利益率を下げて販売することになりかねません。そのため、仕入れから販売までの感覚を掴んで取り引き額を増やしていきましょう。
物販の副業で稼ぐ際の注意点
物販を始める際に知っておきたい注意点を紹介します。事前に把握しておくとトラブルを避けられるため、参考にしてください。
販売しても良いものかを事前に確認する
物販はさまざまなプラットフォームで販売するため、それぞれの規約を確認する必要があります。規約違反を行うと違反商品の削除はもちろん、アカウントの利用が制限されるかもしれません。
たとえばメルカリであれば、以下の商品は販売できません。
- 電子チケットや電子クーポンなどの電子データ
- 医薬品・医療機器
- 金券類・カード類・チケット類
- 福袋
- 手元にないもの
他にも多くの商品があるため、各プラットフォームの規約を必ず確認しておきましょう。
中古品を売るときは古物商許可が必要
仕入れた中古品を販売するには原則として古物商許可が必要です。古物商許可を取得するには、管轄の警察署から公安委員会に許可申請をしなければいけません。
古物商許可の取得は「古物営業法」により定められています。違反した場合、無許可営業として「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられるため、必ず取得しておきましょう。
確定申告が必要なケースも
物販の副業において、規模によっては確定申告が必要になるケースがあります。必要になる条件は「経費を差し引いた後の利益額が20万円以上のとき」です。
20万円以上の利益があるにも関わらず申告しなかった場合は、加算税や延滞税などのペナルティが科せられるため、売り上げ管理を行い確定申告に備えるようにしましょう。